悪性リンパ腫(リンパ肉腫)
ラッピーちゃん 犬 ミニチュアダックス 5歳 ♀
「下顎から首の辺りがちょっとぽっちゃりしてきたな~」と思っていました。そこで、そのあたりを触ってみると、両側に何かが出来ている事がわかりましたが、本人は痛がりも嫌がりもしませんでしたので、そのまま様子を見る事にしました。そのうちにその部分がどんどん大きくなってきて、今度はわきの下や内股の両側とも腫れてきました。
そこで、先ずはかかりつけ病院に相談をしたところ、リンパの癌の話をされ、もしかしたらそうかもしれないと言われ、とても不安になりました。
色々とインターネットなどで調べているうちに、「動物癌センター」の悪性リンパ腫治療記事を発見しました。とても参考になり、近所の方にもこのセンターの評判を聞き、リンパ腫の治療をしっかりとやってもらうつもりで受診することに決めました。
詳細な検査を受け、確定診断がされました。いびきもあったのですが、それは扁桃が腫れていた為とわかり、同時に治療を受けました。おかげで今ではイビキもなくなりました。
リンパ節のバイオプシー(生検)後は食欲が落ちてしまい、自宅でのケアはちょっと大変でしたが、検査の結果、リンパ肉腫という事が確定診断され、化学療法をスタートしてもらいました。
もちろん事前に細かい説明を受け、副作用の話もなかったわけではありませんでしたが、かかりつけ病院で話をされた時とは違い、とても前向きにお話がされたので、安心してお任せする事ができました。
治療スタート後は、ラッピーには化学療法は効果てき面でした。大きくなった腫瘍は小さくなるのに3日くらいかかると聞いていたのに、治療翌日には、リンパ節が小さくなってしまいました。心配していた副作用も全くなく、食欲も元に戻り、嘔吐も無く、毛が抜ける事もありませんでした。
現在も治療中ですが、コンディションは良好で、今までとなんら変わりの無い生活をしております。
家族の私たちも、特別な事はしていません。ただただ病院の指示通りにケアを行なっているだけです。正直、やってみなければわからない治療である事を理解していましたが、本当にこの「癌センター」で治療を受けて良かったと思っています。